ガスと電気、どっちが省エネ?  こいちゃん

環境への負荷を考えると、ガスと電気のどちらが優れているのかご存知ですか?

 

例えば、料理する際にガスコンロを使うのか、電磁調理器を使うのか、どちらがCO2の排出量が少なく、より省エネなのでしょうか。

 

電磁調理器なら、火を使わないのでCO2の排出も少ないと思われがちですが、そうとは限りません。電気の発電は60%が火力発電によって賄われていますが、発電するときにCO2を排出しています。 また電気の場合、発電所からエネルギーを搬送するときに送電ロス・排熱ロスが生じるので、実際の供給量は37%にまで落ちてしまいます(63%のロス!!)。

他方、ガスはエネルギーの搬送効率が100%です。 このためトータルでは、ガスコンロを選んだ方がCO2排出量を少なくすることができます。 ガスのCO2の排出量はIHよりも60%も少ないというデータもあります。

 

では、やかんでお湯をわかす時はどうでしょうか。ガスコンロと電磁調理器とどちらの方が省エネなのでしょう。

 

やかんでお湯をわかすために必要なエネルギーを100とします。ガスコンロの熱効率を56%とすれば、お湯をわかすために必要な都市ガスのエネルギーは 179です(100÷0.56)。天然ガスから作られる都市ガスは、製造時・輸送時のエネルギーロスは、ほとんどゼロ。したがって、ガスコンロを使用する場合、お湯をわかすために必要な原料の一次エネルギーは179ということになります。

一方、IHクッキングヒーターなどの電磁調理器の場合もお湯をわかすために必要なエネルギーは同じ100。電気コンロの熱効率を79%とすれば、必要な電気のエネルギーは127です(100÷0.79)。しかし電気の場合、火力発電所での排熱ロス、送電線での送電ロスがあり、実際の供給率は37%になるので、電気を作り出すために必要な原料の一次エネルギーは343と(127÷0.37)、ガスコンロの場合のおよそ1.9倍にのぼります。

つまり同じ量のお湯をわかすのに必要な一次エネルギー(石油、天然ガスなど原料の持つエネルギー)で考えると、ガスコンロは電気コンロの約半分であり、省エネルギー性はガスコンロの方が段違いに高いことがわかります

 

もっとも、これは電力会社に頼んだ場合のことなので、マイホーム発電するのであれば、排熱ロス・送電ロスを大きく下げることができます。

 

このように、どのようなエネルギーを使うのかによって、発送電線の分離が行われていない現状でも、自分の省エネライフを選ぶことができます。

 

 

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    とーるちゃん (土曜日, 29 10月 2011 00:40)

    すげ~リンちゃん。

  • #2

    とーるちゃん (土曜日, 29 10月 2011 00:42)

    ん?リンちゃんだよね?

  • #3

    lets98know (土曜日, 29 10月 2011 17:38)

    ごめんなさい、こいちゃんです!!

  • #4

    とーるちゃん (土曜日, 29 10月 2011 22:41)

    ・・・・・

SEEDS OF HOPEのページ